My music instruments hacks & circuit bent collection

2007年ごろより東海地方を中心に現在も活動中の、楽しい和太鼓と缶カラ三味線とサーキットベンドのバンド 「世紀マ3」のサーキットベンディング担当です。 ライブで使う楽器をGoogle Photoに全て掲載しているほか、一部の楽器の制作過程をYoutubeでも公開しています。 モノが見たい、など問い合わせありましたら、Twitterへお願いします。

サーキットベンディングしたゲームボーイ2台を通信ケーブルで繋ぐとどうなってしまうのか

うちにあるサーキットベンディングしたゲームボーイは、とある場所をショートさせて、音が割れた状態でピッチを極端に下げることでノイズを出しています。最近はその状態のゲームボーイを100個以上並べて同時に音を出す、というライブパフォーマンスをやっているのですが、たった2台のゲームボーイを使った代表的な機能である通信対戦機能を使って・・・ピッチが下がる状態で通信ケーブルでつなぐとどうなるのでしょう?

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ゲームボーイの側面にある通信ポート。私はこの機能を使って遊んだ覚えがありません。何故かと言うと、同じソフトが2本必要になるからです。テトリスくらいならやったことはあったかもしれません。

さて、先日発見した、ゲームボーイ版のモータルコンバットというソフトがあるのですが・・・これがサーキットベンディングしたゲームボーイと相性が良くて、ものすごいノイズを発生します。

これを差し込んだサーキットベンディングしたゲームボーイを、通信ケーブルでつなぐとどうなるんだろう?ゲームボーイ版のモータルコンバットをもう一本購入し、早速やってみました。

おわかりでしょうか。通信ダイアログのようなものが出て、無事通信が開始されます。片方の十字キーでキャラを操作すると、もう一方のゲームボーイで自キャラが動いています。片方のピッチを上げるともう一方のキャラは置いてけぼりになり、同期しなくなります。

流石にピッチコントロール具合が同期する、といったことはなく、その後程なくクラッシュして、通信エラーが出たとアラートが出ます。結構すごい音が出ていてかっこいいのですが、これはそもそも単体で操作しても出る音で・・・通信ケーブルで繋げたことによる驚きの結果とは言えません。得られた結果としてはクラッシュしたときに音が変わる程度でしたが、片方だけ動きが遅くなって同期しなくなるさまは、なかなかに不思議な見ごたえがありました。