My music instruments hacks & circuit bent collection

2007年ごろより東海地方を中心に現在も活動中の、楽しい和太鼓と缶カラ三味線とサーキットベンドのバンド 「世紀マ3」のサーキットベンディング担当です。 ライブで使う楽器をGoogle Photoに全て掲載しているほか、一部の楽器の制作過程をYoutubeでも公開しています。 モノが見たい、など問い合わせありましたら、Twitterへお願いします。

MakerFaireTokyo2018でのサーキットベンディング展示風景

先日、2度めのMakerFaireTokyoへ参加してきました。

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当日来れなかった人のために、今回はその時の写真をお見せします。

思えば2016年のOgakiMiniMakerFaireにふらりと立ち寄り、いろいろな作品を見るうち、バンドで使うための家にある楽器もまあ自作の楽器だよなと思いたち、あくる年のMakerFaireTokyo2017に応募したのでした。

応募時はとにかくたくさん楽器を作っていることと、サーキットベンディングはおもしろいのだということみんなに伝えたいということ書き、結果を待ちました。はじめての出展承認のメールを頂いたときはそれはもう嬉しかったです。

こちらは昨年の展示風景。

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ゲームボーイはまだ10数台しか持っていませんでした。ライブの応募もしたのですが、そちらは落選。それでも訪れる人に自慢をし続け、いろいろな有名人とも知り合うきっかけもできた、とても有意義な出展となりました。

そしてこちらが今年の展示。今年は、キャッチーなおもちゃを机に載せて、こどもの気を惹こうと企てました。なんでも触ってもらっていいことにしたので、まあ、たまに落っことされたりしますが、別にどうってことないと思ったし、どうってことありませんでした。

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ギターやドラムマシン、シンセサイザーは机に載りきらないので、見たいという方がいれば出して試奏してもらおうとしていたのですが、結果から言うとそういうチャンスもないほどこどもに囲まれチャイムやら正義の味方やネコのキャラクター、パトカーや汽車をたくさん触っていただけました。あまりにも小さいこどもには、サーキットベンディングというよりただのおもちゃコーナーとしての印象しかなかったかもしれませんが。

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奥の方にせっかく持ってきたカシオのギターやら、ドラムマシン、ジャミネーター4本やらが見えます。ギターは適当にならし続けていました。

親御さんには、とりあえずどういう展示なのかを理解していただくのにチャイムが大活躍でした。既存の電子機器の出す音がサーキットベンディングによって変化するというのがシンプルに伝わりました。

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そして今年はついに、サウンドステージでライブをさせて頂く機会に恵まれました。

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ゲームボーイ100台のインパクトがすごすぎて、ドラムマシンの音をゲームボーイと勘違いされたかもしれません。

以下は海外から来たこどもが撮ってくれた動画です。ゲームボーイによほど感動したのか、あとでいろいろ聞かれました。手ブレしまくってますが自分が撮った動画よりかっこよかったので紹介します。(1つ目の動画はドラムマシン、2つ目以降の動画がゲームボーイの演奏です。)

その後は、机に載りきらないのならと、少し机を下げて床において並べてみました。遠目から見たらバックライト付きゲームボーイをたくさん持ってる変わり者ですが、そこはちゃんとノイズが出ていることをデモンストレーションし、ただのゲームボーイではないことを集まる人に説明しました。

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近くでみると、画面のリフレッシュのラインの動きが楽しめます。アンプラグドでも本体のスピーカーからの音が何層にも重なって涼しげな音が出てたんじゃないかなと思います。しばらくずっと見てくれてる人もいてくれました。

他のブースもごく限られた時間まわることをしましたが、どのブースでも、シンプルに一つのことを熱く語っているブースが多かったですし、そうした展示はやっぱりわかりやすくて、感心させられました。何か実現しようと思ったときに誰かが作ってそれを買うとかでもいいですが、そういうのを待たず自分でやっちゃう人が増えてきているし、今やれるようになってきてるはずです。MakerFaireは、自分でやってみようという気になる、とても良いイベントだと思います。