古いゲームボーイをなんとかする
古いゲームボーイを開けたところ、ホコリやら猫あるいは犬の毛やらクモの巣、はては虫の死骸くらいなら平気で見てきましたが、基本的に外装も汚れていることが多いです。
ゲームボーイを掃除する
日に焼けてしまった外装は、台所用の漂白剤に浸し、日光に数日当てておくことは広く知られた方法ですが、その際はペットボトルをハサミで切るなどしそのまま突っ込んでおくのがいちいちひっくり返したりしなくて良いのでおススメです。
ただ、どうしても時間がかかるのと、そもそも日に焼けたとか以前の手垢とかの汚れのほうがなんとかしたほうが良いので最近ではこれまた台所用のクレンザーでガシガシ磨くことにしています。十字キーの裏側などエグい汚れ方をしていますが、一発です。
写真のブラシは、ホームセンターで売っていた工場作業員さん向けの手洗い用爪ブラシ。注意していただきたいのは、基本的に削るので、かなり表面がザラザラになります。ですが私はその手触りが好きなのと、手軽にきれいになるのでこうしたものを量産する方にはおススメです。あとは最後におまじないのようにアルコールで拭けばよいでしょう。
電池の端子の錆びを何とかする
さて、電池の端子に緑青(錆びみたいなの)がついてしまい電源が入らずジャンクとされてしまう本体もあります。先日落札した大量のゲームボーイのジャンクの中にはあろうことか乾電池が入れっぱなしで放置されていたものもありました。そのままでは通電しません。これはわりとヘビーなほう。
ですが、多少面倒ですが、マイナスドライバーやヤスリでこそぎ落とせば通電します。マイナス側のバネのやつも、使い古した歯ブラシもしくは、真鍮のワイヤーブラシなどでゴシゴシすればだいたいとれます。
KURE 5-56は接点復活剤としても有効
接点復活剤という、その名前だけで購買意欲がそそられる物があります。KURE 2-26がそれ。なんかプロっぽい。ですが、KURE 5-56でも接点復活剤としては大丈夫だそうです。もちろん、2-26などのほうが効果は高いのでしょうが、5-56であれば、お家の何処かにあるかもしれませんし手軽です。
接点復活剤を噴射しただけではなんともなりませんので、多少残っていても良いので錆びをこそぎ落とすのがポイントです。
電池の端子がこうなってしまったものはゲームボーイに限らず楽器などでも、ジャンク品によく見受けられますが、とりあえず錆びをけずればなんとかなることがほとんどです。電池液漏れは少し事情が異なる場合もありますが、とにかく上記のゲームボーイくらいの錆びならなんとかなります。