Tsukuba Mini MakerFaire2020への参加
Tsukuba Mini MakerFaire 2020に参加してきました。
そもそもMini MakerFaireは、大垣で行われているものしか知りませんでした。つくばで初開催されることをMakerFaire Tokyo 2019の会場で知り、参加してみるかということで、準備を進めてきました。
私の代表作、ベンドボーイですが、乾電池の管理が非常に面倒という問題がありました。そこで、MakerFaire Tokyo 2019からUSB電源を使う方式に方向転換しました。
電池の管理から開放されるほか、電源投入時のエモーショナルな効果も得られる事となりました。
さて、こちらは2019年バージョン。USB電源タップが机の上に置かれています。
とりあえず電池を入れ替えたり、保管時に全て外したりということは不要となるわけですが、肝心の展示の際、電池で動かす方法よりも並べたときの美しさに劣ります。
そこで、展示で使ったパネル2枚にドリルで穴を開け、USB電源コードをパネルの裏に通すことにしました。
水糸を張り、然るべき場所にドリルで穴を開けます。パネルはベニヤなので、勢いよくドリルで開けると割れてしまうので丁寧に開けていきます。表面にできてしまうささくれも、後でヤスリで除去します。
水糸を切るのが面倒だったので、一本をジグザグに・・・
10mmの穴を開ければ、USB電源のコードが通ります。
その後、パネルの裏に電源タップを貼り付けます。後ではがせるように、マジックテープを使いました。電源タップはAliExpressで手に入れた10ポートのUSBハブです。初代ゲームボーイ用のUSB電源コードは、kitsch-bentで購入しました。Amazonなどで買うと1本2,000円ほどしてしまいますが、ここだと2ドル以下で買えました。store.kitsch-bent.com
ちなみに、3フィートの一番安いケーブルは私が買いすぎてディスコンになってしまいました。多分、業者と間違われていそうですが、気にしません。
こちらは会場の様子。マスクやら、手洗い消毒など厳戒態勢ではあるものの、沢山のお客さんが来てくださいました。「明和電機」といったスーパースターや、地元の中学生や筑波大学の学生、おなじみのMakerなど、沢山の出展者との出会いもありました。
ぴしっときれいに、ベンドボーイを体感していただける展示となりました。
さてこちらは会場のつくばカピオの外観。谷口吉生氏の設計でも知られています。初日は曇り、2日目は雨でしたが、それでも沢山のお客さんが見に来てくださいました。
搬入日の夜、pj-hack-tenorion(パリピ般若)さんから聞いた「ジョイフル本田」というホームセンターにも行って来ました。
とにかく巨大で、ホームセンター界のデス・スターみたいなものを想像していたのですが、ここにあるものでデス・スターが作れそうなくらい広くて品揃えが圧倒的でした。
石膏像も売ってた・・・
次回の国内のMakerFaireは京都ですが、来場者としていろいろな人とコミュニケーションをとってみたいと思い、応募を見送りました。
別の形でこうしたもの?づくりの楽しさが伝わるサーキットベンディング作品ができるかや、展示のアイデアが思いつけば、MakerFaire Tokyo 2020へ応募してみようかと思います。