ゲームボーイのVGA出力
ゲームボーイのビデオ出力やりたいな〜って思っていろいろ調べていたら、VGA出力ならキットを導入すればなんとかなるということを知り、チャレンジしてみました。サーキットベンドしたゲームボーイをプロジェクターで映せたらどうなるんやろ??
キットは決して安くありませんが、
というところで手に入れました。入荷待ちをへて、出荷完了メールから8日ほどで届きました。
キットの他にD-Sub15ピンのコネクタは自分で手に入れないといけません。ハードオフへ行けばケーブルがあるだろうと思い探しに行くと、古いビデオカードが100円で売ってました。ケーブルよりも安くてしかもコネクタにフラットケーブルがついてました。バラせば加工がしやすい。
どこに何をつなげれば良いのかは先達のチュートリアル
とにらめっこすればなんとかなります。RGBそれぞれをひとつにまとめたり、GNDもいくつかのピンをひとつにまとめる必要がありました。このD-Sub15ピンのコネクタをキットの基板につなげる作業が一番時間がかかりました。
初代とはいえ内部にケーブルを密集させることになるので、なるべく細いケーブルを使います。
すでにサーキットベンディングしてある本体に仕込むのでケーブルの長さに無駄が出ないようにしないと、あとでパッキングできない憂き目にあうため気を使います。
その後、本体を二分するフィルムハーネス接続部に半田付けをするわけですが、これまた神経を使います。
なお、キットの基板を入れる場所がないので泣く泣く内蔵のスピーカーを削除しました。はっきり言ってそこしか入れる場所が思いつきません。電池駆動を諦めればスピーカーは取らなくても済むのですが・・・、
左の基板が表のガワにすんなりハマるかどうかがカギで、なんどもケーブルをおさめ直してネジ留めしました。右側に伸びるどうしようもないケーブルももう少し短くできそうですが、あれこれ作業をするのにこのくらいの余裕はみておかないと、うまく作業ができません。。。そしてテスト。
わりとあっさりつきました。基板を汗ばむ手でさわると、映像がぐにゃあと歪みましたが、それはそれでまた今度ベンドしてやろうと思います。
ちなみにこの本体もリフレッシュレートと、音のピッチを可変にしてあるのですが、残念ながら映像はスーパーゲームボーイのサーキットベンディングの時と同じように、ただゆっくり動くだけでした。操作しながらピッチを可変するとカクカクしてそれなりに絵は面白いのですが、やっぱり本体の液晶に映るようにグッシャグシャの映像が出て欲しかったなあと思います。